会社の辞めどきについて。
僕はこれまで3回転職しましたが、今のところ転職して後悔したことはないです。
転職して後悔がないのは、転職先選びを成功したのももちろん大きな理由ですが、
「溜まった不満がポジティブな思考に変換されたとき」
だと考えています。
転職を考えるのは「不満から」だけど、不満だけを理由に辞めると転職先を選ぶ基準が不明瞭になる
転職を考えるひとは、ほぼ全員が何かしらの「職場への不満」を持った時だと思います。
例えば、次のような理由が、みなさんよく不満に思う点でしょう。
- 上司と合わない
- 給料が安い
- やりたい仕事と違う
一方で、先ほど挙げた不満が、自分の中でポジティブな思考に変わってきたらどうでしょうか。
- この人の下で働きたい!
- もっとバリバリ働いて給料を上げたい!
- やりたい仕事が見つかった!
どうでしょうか?不満があるために転職するよりも、腰を据えて前向きに、転職先をしっかり探せそうな気がしませんか?
進むべき方向性が明確になることで、希望に沿った転職ができる確率が高まる。これがポジティブシンキングがもたらす効用です。
あとは面接や履歴書で転職理由を考えるときに真実味を持たせることができるというメリットもありますね。
いま職場に何かしらの不満があって転職・退職を考え始めたひとは「じゃあどういう職場ならいいんだろう?」「自分の不満をどのように改善したいんだ?」という点を自問して、転職に対するポジティブな理由を探してみてください。
人間関係を理由に辞めるのは、ある「条件」を満たせばアリ
また、上司が合わないとかの人間関係を理由に会社を辞める、転職するのは一般的によくないとされていますよね。
その理由としては人間関係はどこの職場にいっても付いて回ることだから、転職してもまた同じ「上司がー同僚がー」状態に陥ってしまう可能性があるため。
しかし、僕は上司とソリが合わない、同僚とうまくやっていけないことを理由とした転職には「条件付きで」アリだと思います。ただし条件付きで。
その条件というのは、「自分の苦手な上司や同僚への評価が客観的に(他の人から)見ても同じ評価である」場合というものです。
人間ですから当然合う合わないがあります。例えば上司が高圧的で合わないと思っている場合には、自分だけが相性が悪いのか、それとも他の人から見ても高圧的でイヤなヤツなのかをちゃんと確かめておいた方がいい。
他の人にも確認した結果、上司が誰の目から見ても高圧的でイヤなヤツであれば、あなたが耐えられないなら転職してもOKだと思います。
人間関係には合う合わないがあると言いました。
地味で自分の殻にこもりがちなオタク気質のひとは、陽キャグループに混ざってみても馴染めず居心地の悪さを感じるでしょう。でもそんなオタク気質なひとでも、同じようなキャラのひとたちが集まったら盛り上がるし友人もできますよね?昔ながらの漫画研究会のように。
だから人間関係を理由に退職・転職することは僕はアリだと思います。あなたにはもっと活躍できふ環境がきっとある。周囲の他人からのネガティブな声に惑わされず、勇気を持ってください。
パワハラだけは例外です。即刻、会社辞めてください。
理由は人生におけるリスクヘッジ。もしパワハラに耐えた結果取り返しのつかない後悔をもたらす危険があるからです。
- 鬱病になる
- 体調を崩して入院
- 我慢できずに暴力沙汰を起こしてしまう
- 自殺
どれも取り返しのつかないことばかりですよね。実情は文面で見るより悲惨ですよ。
それなら転職市場で多少マイナス評価になろうが、一時的に年収が下がろうが、後々の人生を考えたらさっさと辞めた方がよっぽどいいですよね。
最悪の場合自殺なんてしてしまったらその後の人生もヘッタクレもありませんからね。即、退職願を出してくださいね。