人生は『自己責任』現代日本は選択肢が多すぎて逆に不幸ですわ。

転職・仕事

こんにちは、伊勢山です。2ヶ月以上もブログほったらかししてしまいましたが、僕はちゃんと生きてました。毎日暑くて嫌になりますね。

 

さて、久しぶりにブログを更新した理由は、自身のキャリアを含む『生き方』について考えさせられる出来事が起こったため、書き留めておきたかったからです。

 

 

先日職場の飲み会がありました。

飲みの席で、近々定年退職する大先輩(60歳)からこんなお言葉を頂いたんです。

「伊勢山、お前は転職をコロコロして、会社の人との出会いを大切に思ってない。人生は人との出会いが大切だ。」

「もっと身を粉にして仕事に没頭しろ。やる気を出せ。」

「コロコロ転職して上手くいくほど、人生甘くないぞ」

 

この言葉を聞いて僕は、腹の底からこう思いました。

「うるせえ」

 

人との出会いが大切だという点には完全に同意しますよ。人間の社会も、人生も、すべて『他人』との関わり合いで成り立ってますから。

でもね、「もっと身を粉にして仕事しろ」とか「コロコロ転職すんな」とか。
マジで余計なお世話ですわ。

僕もそこまでひねくれてる性格ではないと自分では思ってるんですが、大先輩のありがたいお言葉に抱いた感想は「うるせえ」でした。
僕がそう思った理由を自分なりに考察してみました。

 

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『三丁目の夕日』の時代は、もう終わったんです。

 

前出の定年退職する大先輩が生き抜いてきた時代と現代とでは、事情が全く異なると僕は思っています。(世の中の90%の人は同じこと思ってると思いますけど)

 

会社と一緒に成長していける時代は、とっくの昔に終焉を迎えたんですよ。

まず、現代は昔と比べて従業員の待遇が悪い。
年功序列型の日本企業では、若者のお給料は労力の割に低く抑えられてますよね?でも昔は企業は手厚い福利厚生を用意することで、薄給からくる若手従業員の不満を解消していたそうです。
でも、近年ではどこの企業も福利厚生は削減されっぱなしです。熱海や箱根の保養所も売り払われたし、住宅手当も廃止されたし、寮や社宅だってどんどん売られてますよ。

それだけじゃない。もらったお給料の運用方法についても現代の方が圧倒的に不利です。

ここ数年の定期預金の金利、ご存知ですか?メガバンは0.01%ですよ。100万円預けて1年後の利息が立ったの100円!ATM手数料を1回払ったら消し飛んじゃいますよね。
バブル期(80年代後半〜90年代前半)なんて5,6%あったらしいじゃないですか?そりゃ楽チンですよね。貯金は全額、定期預金口座に入れてほったらかしてればどんどんお金が増える。手厚い年金と退職金のおかげで老後は安心、無問題。

現代ではそうはいかないですよね。

いずれにせよ、会社に依存して、ほったらかしてれば幸せになれる時代は終わったんですよ。

周りのことなんて見ないで、比べないで。

20代で社内の異性と結婚して。30代でマイホーム立てて。そんで60歳で定年退職。
脇目も振らず、右にならえの「幸せ」を盲信して生きていく人生。

 

一生懸命、一つの会社に勤め上げれば幸せが約束されていた『三丁目の夕日』の時代は、もう終わったんです。

人生設計は自己責任という『不幸』

昔と比べて現代はメチャメチャ恵まれてると思います。

ネットがあります。SNSもあります。スマホの普及のおかげでいつでも、どこでもオンラインです。

でもその分、簡単に人と自分とを比べられるようになった。嫌でも、他人の幸せが目につくようになったんですよ。

 

SNSを通じて見えるすごい人達と、自分を比較してしまいます。自分の可能性にどこかで見切りをつけなきゃいけないんですね。

どこかで「ああ、自分の人生はこんなもんなんだなあ」と諦めなきゃいけないんです。

 

転職も昔に比べて一般的になりましたし、ネットの普及のおかげで場所を選ばず働けるようにもなりました。人の生き方がすごいスピードで多様化したんだと思います。

けれども別の見方をすれば、自分の人生は自分で設計しなきゃいけない『自己責任』な時代になったと思います。

国際化、グローバルな競争社会。

僕たちは選択肢が多すぎる中で、自分で人生を選択していかなければいけない『不幸』に溺れそうなんですよ。
同じ会社で一生勤め上げるしか選択肢がなかった前時代とは、また違う不幸が確実に存在していると思います。

 

 

だから僕は思うんです。

「うるせえ、口出しするんじゃねぇ」と。

すっげえ大変なんですよ、今時の若者やってるのも。

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