年収1,000万円稼いでも、金持ちになれない人たち。

年収1,000万円稼いでも、金持ちになれない人たち。 転職・仕事

サラリーマンとして私生活を捨ててまで仕事に没頭する人には、
『年収を上げれば、金持ちになって今よりいい暮らしができる!』と思って頑張っている人が多い。

 

だが、本当に年収を上げれば金持ちになれるのだろうか?

 

ここに、書店で一番売れてるビジネス週刊誌『週刊ダイヤモンド』の記事より、ある調査結果を示そう。

この調査は、各世帯の平均貯蓄額を年収別に集計したものだ。

 では年収1000万円超の家計では、どの程度の貯金額を保有していれば世間並みと言えるのでしょうか。参考として金融広報中央委員会が毎年調査している「家計の金融行動に関する世論調査」(平成29年版)を見てみましょう。

 

同調査の年収1000万円以上の貯蓄額のデータを抜粋したものが下記の表になります。平均額を見ると年収1000万円以上1200万円未満では貯金額が2813万円、年収1200万円以上では貯金額5176万円です。

平均額から判断するとかなり高額になることから、中央値も記しておくと、年収1000万円以上1200万円では貯金額1700万円、年収1200万円以上では貯金額2670万円になります。高収入であるため中央値と言ってもかなりの金額になりますが、世間並みの貯金額と考えれば、中央値以上の貯金は保有しておくべきでしょう。

しかし、年収1000万円以上1200万円未満の世帯では11.5%、年収1200万円以上の世帯でも9.9%は貯金額0円となっていることから、10世帯に1世帯は貯金が全くないことがわかります。

出典:https://diamond.jp/articles/-/177738

『年収1,000万円』といえば、すべてのサラリーマンが目標とする憧れの年収だろう。

年齢が上がれば上がるほど年収も上がっていく日本企業でも、誰でも年収1,000万円に到達できるわけではない。

一説によると、年収1,000万円に到達できるのは全サラリーマン人口の0.2%程度だという。

 

そんな全サラリーマンの憧れである年収1,000万円を稼いでいても、貯金がまったくない世帯が10%以上もいる。

貯金がゼロというのは、「金がない」が口癖の、貧乏大学生とまったく同じ経済状況だ。




ではなぜ、年収1,000万円という世間一般でいう”高給取り”であるにも関わらず
まったく貯金ができないのだろうか?

 

答えは、誰にでもわかる。 金を使いすぎているのだ。

 

つまり、収入以上にいい暮らしをしてしまっている状態だ。

貯蓄ゼロの人たちと言っても、『支出と収入がトントンで貯金ができない』状態ならマシ。

もしかすると、支出が収入を上回っている世帯もあるかもしれない。こうなると借金をしていることになる。世の中のサラリーマンの平均年収の2倍ももらっているのに、だ。

 

年収が1,000万円に達すると、『自分は金持ちだ』と錯覚してしまう人が多い。
年収1,000万円という数字は、人にも自慢しやすいキリのいい額だ。

その結果住宅、食事、車、子供の教育・・・あらゆるところで見栄をはるようになる。

生活レベルを上げるのは簡単だ。贅沢をして金をじゃんじゃん使えばいい。
でも、一度上げてしまった生活レベルを落とすことは容易なことではない。

生活レベルを落とすということは、我慢をすることだからだ。我慢には苦痛を伴うからだ。

 

もし、あなたが金持ちになりたいと思うのなら、
“年収を上げる努力”をすると同時に“支出を上げすぎない努力”をすべきだ。

年収が上がるにつれて生活レベルも上げてしまっていては、一生金持ちにはなれない。

 

ここで”支出を下げる努力”と言わずにあえて”支出を上げすぎない努力”と言っているのには理由がある。
生活レベルを少しずつ上げることで、年収アップの努力をするための『ガソリン』にするためだ。

 

可能であれば“年収を上げる努力”をすると同時に“支出を下げる努力”をして、
本当の意味での”金持ち”を目指したいものだ。

 

 

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